メイプルのDIO

オンラインゲームにより始めたブログ。しかし、今ではバイクや学生生活を描いた記事が中心。ちなみに愛車はZEPHYRχ、名づけて「火の玉君」。相互リンクは基本受け付けてます(リンクフリー)。

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二度とはないチャンス

はい、半月ぶりの日記です。

一応「能登ロングツーリング」シリーズのメイン内容は書き終えることができました。

その裏話的な話は後日(次回辺り)にでも書くとして。

実はですね、「能登ロングツーリング」シリーズを書いている一方で。





ものスゴい勢い





就職活動の方がものスゴい勢いで進展しています。





もう忘れている方もいると思うので、最初から説明すると。

当初の私はバイクの影響により、輸送機器関係の仕事に就きたいと考えており、色々と進めていたのですが。

行きたい企業が決まったところで、数年前から話が来ている縁故就職の話が再び出てきたのです。

親戚である叔父が、とある大手電機メーカーに勤めており、来ないか?とね。

明らかに縁故就職の方が良い。給料が。

しかし、その一方で仕事内容が明確にはわからない。

学校推薦ということもあり、どちらか一方しか受けられないのです。もちろん、どちらかが落ちたら、もう片方を受けれますが。

自分のやりたい仕事をやるか、仕事内容はわからないが明らかに給料が良い方を選ぶか。

夢か金か...





選んだのは金。





稼いだ金を趣味に使えばok、と判断したため、縁故就職を選択。

すぐにその返事を返したのですが、1ヶ月経っても返事が来ない。

私のクラスの中にはスデに内定(内々定)を貰っている人も出てきているというのに...。

そう焦っている一方で、ゴールデンウィークを利用し、能登ロングツーリングに行って来た。

ほとんど就職活動のことは忘れされており、ゴールデンウィークが明けた5月10日の日曜。





ついに叔父から返事が来る。





しかし、返事の電話が来たとき、私はバイトに行っていたため出ることができず、代わりに1通のFAXが届いていた。

内容は叔父と人事の人(?)とのメール。

その人事の人がさらに偉い人に私のことを話したらしく、具体的な部署・子会社名が挙げられている。

そして、最後の一文に悶絶する。



人事の人(?)「○○さん(偉い人)は××さん(叔父)のような人であれば文句はなし、とコメントを残していきました。」



!?



これがどういう意味であるか、おわかりだろうか?

叔父がかなり偉い立場にあるのは言うまでもない。

問題はそこじゃあない。

言い換えると、こうだ。



「××さん(叔父)のような人であれば文句はなし、とコメントを残していきました。」



「××さん(叔父)が紹介するような人であれば文句はなし、とコメントを残していきました。」





...





...





プレッシャー





プレッシャー掛かり過ぎだろ。





お察しの通り、下手なことはできない。

なぜならば、万が一、何かしでかしたら、叔父の顔に泥を塗ることになるからだ。

ハァハァ...なんてことだ。

バイトから帰って来たときの時間はもう夜遅かったので、翌日(11日)に電話をする。

内容は最後の私の意思確認。

叔父が私を配属させようとしている部署は、その分野において世界トップクラスを誇る。

つまり、世界を股に掛けることになると...。

もちろん、ここまで来て、「NO.」と答えるわけもない。

そして、さらにその翌日(12日)に正式に話を通すことで、また返事待ち。

また時間掛かるんだろうな、と思っていたら、その日の内に返事が返って来た。



叔父「履歴書と成績証明書、卒業見込み証明書をすぐに送ってくれ。」



とのこと。

ちょ、展開が早すぎる(笑)。

学校による斡旋でも、担当教員などから、志望する会社が決まってからの展開は早いと散々言われていましたが。

それとの比じゃないくらい早い。

すぐに必要書類を集めるのだが、教員に相談すると...



担当教員「全部自分でやってくれ。」



どんだけ冷たいんだよ!

縁故就職は学校の管轄外ということで、勝手にやってくれ、とのことだ。

さて、成績証明書、卒業見込み証明書は手に入れた。

あとは履歴書だけなのだが...





志望動機が書けない。





その一番の要因が未だにはっきりとした会社名が決まっていない。

どういうことか?

叔父と人事の人(?)との間に交わされていたメールのやりとりに書かれていた会社の1つにあったのはその会社の子会社(グループ)。

つまり、どこを受けるのかは現時点では決まっていないのだ。

これでは企業研究が出来るわけもない。

志望動機が、叔父から話があった、でいいのだろうか?

ということで、家に帰ってから叔父に電話をして聞いてみると、驚くべき答えが返って来た。



叔父「それはあれだよ。」

叔父「高専で5年間電気・電子工学を学んできて...」

DIO「はい。」

叔父「その知識を活かしたいというのと...」

DIO「はい。」

叔父「叔父から話があったから...でいいんだよ。」

DIO「工エェ工エェェ(;゚Д゚)エ工ェエ工」

DIO「マジにですか?」

叔父「マジだよ。まだどこに受けるかは決まってないからいいんだよ。」



ということで、さらにさらにその翌日(13日)の英語の時間に志望動機を5分で考え終えた。

行数にして、たったの2行である。さすがにこれじゃあマズいだろ(笑)。

いくらなんでもこれはヒドいので、もう少し考えてみる。

それから10分後、おおよその内容の形が出来た。

さらに15分後、志望動機完成。

2行だったのをなんとか5行まで書くことはできた。内容もそんなに悪くはないと思う。

その志望動機を卒研の時間に卒研の担当教員(担任だったりする)に見せてみる。



教員「いいんじゃないかな?」



まさか、15分程度で考えたこの志望動機が通るとは...さては適当だろ

家に帰り、最終チェックということで叔父にもメールで見せてみると...



叔父「話があった、というのは確かに本音だけど...これじゃあ、主体性がないな。」



( ゚д゚)ポカーン



それは、あの...叔父さんが言ったんj...

どうやら、これではダメということで、後半部分だけ考えてもらうということになった(笑)。

最終的には4行だけと、かなりスッキリした文になりました。

叔父曰く、クドい文もあまりよろしくないらしい。

追加で頼まれた学校推薦による調査書を含めた全ての書類が揃ったところで、叔父の家に郵送。

それが14日の話で、15日に到着したそうです。

そして、人事部に渡るのが今日という状況。



でですね、気づいたんですよ。その子会社の名前が求人表欄にあることに。

いや、別にそこの会社に行くとは決まってないのですが。

もしも、そこを受けるようなことであれば、学校推薦で行った方が推薦状も出るので、そっちの方が有利なんですよ。

ということで、郵送後に叔父に電話して聞いてみたわけです。



DIO「FAXには子会社の名前とか書いてありましたけど、具体的な会社ってどこになるんですか?」

叔父「そりゃあ、お前...」





叔父「本社だよ。それも研究。」





DIO「工エェ工エェェ(;゚Д゚)エ工ェエ工」

DIO「本社?け、研究!?」

叔父「高専で5年間(工学を)学んだんだから、それなりのところになるよ。」

叔父「もちろん、現場勤めじゃない。工場じゃないってことだ。」

叔父「というか、受かったらの話だからな!タコ(笑)!」



こ、これはとんでもないことじゃあないか。

本社勤務は志望していたが、まさか、研究だとは。

マジにとんでもないことですよ?

研究・開発は高専からはほぼ行けないと言われていますからね。

大学院生クラスでないと、無理なのです。

つ、つまり、もし、この話が本当で、受かることができたら...





勝ち組





勝ち組じゃあないか。





30代で年収が1,000万クラスになるのも夢ではない。

これはもう二度とはないチャンス。全力でぶつからなければ後悔する。

その分、何かと心が苦しいですが...。

能登ロングツーリング 最終章 -絶望、疲労、妥協-

現在地は白川郷。

この辺りの道はどんなに小さい道でも行ける方向は、北・南・東・西の四方向だけ。

我らが東京はココから東に位置するので、東に進む他ないのだが。





唯一の東への道が通行止め。





家に帰ってから調べてわかったことなのだが、その道はよく通行止めになるらしい。

翌日になれば開いたのかもしれないが、完全に工事だと思っていたため、迂回ルートを考える。

東は除外される。

西は反対方向なので除外、というか有料道路しかない。

北は、北からココに来たので除外。

ということで、さらに南下するしかない。

早急に出発したいところだが、問題はまだある。



シン「もう、ここで寝る。」

DIO「はぁ~!?」

シン「こんなところ人来ないし、いいでしょ。」

DIO「こんなところにテント張れねーよ!コンクリしかない。」

シン「寝ようと思えば、寝れる。」

DIO「その前に、今日中に進めておかないと、明日が厳しいぞ。」




説得すること3分。



シン「じゃあ、行くか。」

DIO「おー!」

シン「その前にガソリンは入れてよ。」

DIO「okok。」



しかし、時間も時間、ガソリンスタンドはどこも開いていないだろう。

結局、ガソリンスタンドを発見できないまま、白川郷からわずか13kmほど走行した地点に道の駅「飛騨白山」を発見。

私としてはまだまだガンガン行きたいとこだったが、シンの疲れを考えて、ココでテントを張ることにする。ちなみに、なんと私達以外に道の駅にテントを張っている人を発見した。



5月3日22時13分





2009年5月4日01





テントを張る時間が昨日よりも3時間ぐらい早いため、寒さに震えることもなく、冷静にテントを張り終えることができた。

まともに貼ることができたので、昨日よりは広い気がする。

だが、地面はコンクリート。

一応辺り一面を見て回ったが、ちょうど良さそうな場所はなかった。

寝返りを打てないことに加え、今度は地面がコンクリート...。



シン「俺は普段から床で寝てるから問題ない。」

DIO「...。」



シンはそのまま寝たが、私にはまだやらなければならないことがある。

明日のルートだ。PSPで再度確認してみる。

...

やっぱりそんなに道はないか。

疲れたし、私ももう寝るか!ということで就寝。



5月4日06時07分



起床後、隣にGOLDWINGとZZRが止まっていることに気づく。

さらにその間にテントが1張り。

2人いるのか?人のことを言えないが、そのテントも小さすぎる。

すると、中から人が出てくる。

中年のオジ様だ!



オジ様「おはようございます!」

DIO・シン「おはようございます。」

オジ様「その小さいテントに2人で寝てたんだね~。」

DIO「はい。」

オジ様「てっきり女の子と寝てるのかと思ったよ!」

DIO「ははは(笑)。」

オジ様「お、練馬...東京からか。」

DIO「そうです。」

オジ様「どこか行くの?行ってきた?」

DIO「能登半島を回ってきて...」

オジ様「もう帰るのか。」

DIO「はい。」

オジ様「高速使ってでしょ?」

DIO「いや。」

オジ様「下!?全部?」

DIO「はい。」

オジ様「うわ、キッツいね~。」

DIO「キツいッスね。」



なかなか面白いオジ様だ。

しかし、やはり誰が見ても厳しいのか。この旅は(笑)。

昨日と同じように朝食を食べ、オジ様方に見送られながら、道の駅「飛騨白山」をあとにする。

さて、ルートだが、完全な遠回り。これしかない。

距離にすると、90km近い遠回り。orz

それと、ガソリンも残り少ないのだが、肝心のガソリンスタンドが見つからない。

見つからないというよりは、開いていないのだ。

さすがにこんな田舎で朝の6時じゃ開いていないか、と思った矢先。

こんな朝早くからやっているガソリンスタンドを発見。

ふう、これで一安心。

このまま一気に長野県の松本市まで行こうとするが、シンがコンビニに寄りたいという。



DIO「コンビニを利用するのは女子供だけだ!漢のやることじゃない!」

シン「朝食がウィンナー3本だけじゃ足りるわけないだろ!」

DIO「...しょうがない、今回は目を瞑ってやろう。」



と言いつつ、自分もパンを2つほど購入した。



5月3日08時58分



道の駅「飛騨白山」を出発してから105km。





...





...





2009年5月4日02





再び絶望にぶつかっていた。

待て待て、今度は完全にこの道しかないんだぞ?

...そうか、なるほど。

ココに来る直前にあった有料道路。アレに乗れということか。

安房峠道路、二輪車の通行料金は600円である。

全長5.6km程度のこの道が600円だと?

ハッ!ボッタクリじゃないか!

あの道を通行止めにして、こっちを使わせる魂胆だな!

しかし、今の状況からでは利用せざるを得ない。渋々600円を支払うことに。

そして、トンネルを抜けると、そこは...





...





...





渋滞だった!





フザケロ。マジに。

そこから松本市に入るまでどれくらい時間が掛かっただろうか。

100kmは走った気持ちでいたが、実際には距離ではたかだか40kmほどしか走っていない。

そろそろ身も心も疲れてきたところで、松本市に到着。

松本と言えば...



5月4日10時36分





2009年5月4日03





そう、松本城である。

しかし、駐車料金が取られてしまうということで、コンビニに止めて遠くから眺めるだけ。しかも、その駐車場は満車。

そして、そろそろシンの方もヤバそうだ。もはや、「疲れた。」としか発しなくなっている。

とは言うものの、時間的に昼にはまだ早い。

昼食は最終休憩地点である下仁田で取ることにした。

ちなみに、下仁田が最終休憩地点である理由は、ついに高速道路を使ってしまう。

下仁田から100kmも走れば、自宅には到着できるのだが、シンが街を走るのはもうやってられないと言う。

時間的に余裕なんだが...何よりゴールデンウィーク効果でヒドいことになっていそう。

ともあれ、まずは下仁田に向かう。

PSPナビ通りに道を進んで行くのだが...





そこは過去最悪の道路だった。





それこそ、その道が通行止めになってもおかしくはないくらい。

ちゃんと繋がっているかも疑わしかったが、一応対向車はやって来る。あの道で車同士ですれ違うことができのだろうか?

そこはホントにヒドく、石...いや、岩がゴロゴロと転がっており、時速40kmを出すのも危ない。3速も入れると、軽くバイクが飛ぶ(笑)。

なんとかその酷道を抜けることができ、一旦休憩する。

そして、そこで衝撃の事実が発覚する。

なんと今の道は通らなくても良かった、ということ。

おいおい、PSPナビだけならまだしも、事前にネットで調べたときも同じルートだったぞ!なぜなのかは今でも謎である。

というか...寒い。標高が高いからか、かなり寒い。

と、シンが言うので、着ていたトレーナーを貸す。

フフフ、昨日ライダースジャケットを馬鹿にしたが、この通りだ。

にしても、さすがツーリング天国と言われる長野県。

峠の量がハンパない。そのためか、ライダー達も多く見かける。

そのライダーを追っかけるようにして、バイクを走らせるが。

即刻、そのライダー達とは違う方向を指示する。

また細い道かよ...。

予想以上に時間が掛かったため、下仁田に到着する前に昼食を取る。

ちなみに、この時点でデジカメの電池残量が尽きてしまっていた。



シン「俺...熱だ。」

DIO「は?」

シン「朝からだるかったのは熱のせいだ。」

DIO「( ゚д゚)ポカーン」



ついに、熱が出てしまったのか。あの野生的であるシンがだ。

いくらなんでも、過酷過ぎたか...。

しかし、あとはもう帰るだけだ。

飯を食べ終わり、道の駅「しもにた」まで走る。

最後の休憩ポイントにて。



DIO「高速に乗るからには限界に挑戦する。」



と言い、いよいよ高速道路に乗るのだが、予想通りの混雑状況。

少なからず、途中までは下の道で行った方が楽だった。

せめての救いが、バイクの特権であるすり抜け。

お兄ちゃんの教えである「いくらスピードを出そうとも、急にドアが開いたら終わり。」という言葉を思い出す。

例え、時速40kmで走ろうが時速80kmで走ろうが、死ねるときは死ねるのだ。

にしても、この渋滞っぷりはホントにヒドい。

渋滞が切れたかと思いきや、再び渋滞にハマる。

その繰り返しで、限界なんかに挑戦できやしなかった。

私は飛ばすも、シンはバイクでの高速道路が初めてのため、ゆっくりめのペースで走行。

そんなこんなで休憩を取らず、1時間強ほど走行し、地元に着く。

そのまま流れ解散となった。

能登ロングツーリング 第三章 -これが本当の絶望-

5月3日15時07分



ヤセの断崖から50km、ここは走るしかない!と思わさざるを得ない場所に到着。










うおおおおおおおおおお~!





砂によりスリップ。落ち着いて、ハンドルを元に戻す。

危ない危ない、ついにコケるかと思った。

そう、来たのは...










2009年5月3日6





千里浜なぎさドライブウェイだ。





写真を見てわかる通り、砂浜の上を走っている。

行く前には、車はともかく、ホントにバイクで走れるのか疑わしかった。

しかし、現実に今、走れている。

ちゃんと走れるように固められているのだ。砂が。

先ほど、コケそうになったのは、ドライブウェイ入り口というのと、車を避けるために脇を走ったためである。

走れるといっても、もちろん、低速走行。

いつ砂にハマってもおかしくないので、時速3、40kmで怖い。

このドライブウェイは全長約8km。計算上、走り切るのに15~20分掛かります。

半分ほど走ったところで、バイクを波打ち際に止めてみるが。

ズズズッ...っと、スタンドが砂に飲み込まれていく。

このままじゃあ、倒れるのは必至なので、そこら辺に落ちているゴミを砂の上に設置。





2009年5月3日7





なんとかギリギリ立った...いつ倒れてもおかしくない(笑)。

それにしても...





カッコ良さ過ぎる。





誰のバイクだろうと、こんな撮り方をしたら、カッコイイに決まってる。



DIO「もう少し休む?あそこに出店(?)があるけど。」

シン「いや、いい。早くこの道から出たい。」

DIO「嫌か(笑)。」

シン「コケそうで怖い。さっきコケかけたし。」



ということで、5分もしない内に走り去ることに。まぁ、元々観光道路なので走って楽しむものですが。

ここからは再び山の中へ入り、世界遺産である白川郷の合掌造りの家々を見に行く。

世界遺産を見に行く。

タイトルこそは「能登ロングツーリング」となっているが、一番の目的は世界遺産なのだ。

特に問題もなく、五箇山トンネルを抜け、国道156号線で南下を続ける。

っと、そこに世界遺産「相倉合掌造り集落」という看板を発見。

ん?世界遺産?ああ、なるほど。

このとき、瞬間的に全てを理解した。

この旅に出る数週間前、私とシンは別々に観光地について調べた。



シン「行く所、富山県の五箇山にしよう!」

DIO「何があるの?ちなみに、オレが調べたのは、そこの南にある白川郷!」

シン「おおー、気が合うね。同じく世界遺産で昔のお家とかがあるところ。」



五箇山の近くにある世界遺産=白川郷の世界遺産



と、完全に思っていたのだが、違った。

後になってわかってくるのだが...





世界遺産はそこら中にある。





ちょ(笑)、てっきり1箇所だけと思っていた。

そう、私の考えている世界遺産とシンの考えている世界遺産は全く別々の場所だった。



シン「あれ~?世界遺産ってあったけど、通り過ぎた?」

DIO「そこにある地図を見てみよう。」

...

DIO「どうやら、通り過ぎたらしいな。どうする?」

シン「2km程度だから近いでしょ?戻ろう!」



5月3日17時04分





2009年5月3日08





引き返して、到着。

カーブ途中にあるわき道の先にあるので、わかりにくいのと。

走行に集中していたため、看板が目に入らずスルーしていたのだった。

ちなみに、入場料は無料だが、駐車料金が取られる。

やっぱり高いんだろうな~、っと思っていたら、たったの100円

さすがバイクだ。普通車なら500円取られていた。





2009年5月3日09





それにしても、ココは面白いところだ。



DIO「この先、住民以外の車両は通行止めか。」

シン「やっぱ人が住んでるのかな~?」

DIO「そういうことだろ。」

シン「じゃあ、あそこの家も人が住んでるってこと?」

DIO「じゃないの?」

シン「よし、人の家を写真に撮ろう!」

DIO「その言い方はないだろ(笑)。」

シン「人の家~。」

DIO「お、住民の車だ。」

DIO「にしても、良いのか悪いのか、わからんな。」

シン「何が?」

DIO「ここに住んでる人達だよ。」

DIO「考えてみろ。自分の家が世界遺産だぞ?」

シン「う~ん。」

DIO「でも、観光客が来るのは迷惑だろうな。うるさいだろうし、落ち着けなさそう。」

シン「そうだな。」

DIO「住みたいと思う?」

シン「絶対嫌だ。」

DIO「やっぱりそうか(笑)。」



行ったことがある人はわかりますが、予想以上に生活感が丸出しです。普通に

洗濯物とか干してありますから(笑)。

そんな会話をしながら、”人の家”を写真に収め、集落を一周する。

その後に早めの夕食を取るわけですが、これがヤバい。





2009年5月3日10





山の幸をふんだんに使ったこの料理。



DIO「うおおおおお~!」

シン「豪華だ。」



パクッ!



DIO・シン「うめぇ~~~!」

DIO「このうどんに入ってるなめことか見てみろよ。」

シン「天然の素材だ。」

DIO「やべぇ、天ぷらがマジにウマい。」



味も量も申し分ない。

特に天ぷらがマジに神レベルだった。

しかも、よく見ればわかるのですが、肉を一切使っていない。

この旅で一番美味しかったというのは、私とシンの意見は一致。

いや、ここ最近で食べた物の中で一番。それぐらい美味しかった。



DIO「いやぁ~、食ったな。」

シン「昼間の海鮮丼とは大違いだ。」

DIO「だな。」

DIO「というか、初めて、観光をまともにした気がする。」

シン「いつもこんな観光しないからな~。」



世界遺産「相倉合掌造り集落」を十分に満足し、南下を再開。

なんだかんだで、相倉合掌造り集落に1時間ほど滞在したので、時間がない。

相倉合掌造り集落から走り続けて、1時間。

事前に調べておいた温泉、白川郷の湯に到着。

1日の疲れを湯に流し、ゆっくりと温泉に浸かるが、あることに気づく。

今は19時過ぎ...昨日とほぼ同じ状況じゃないか!

昨日、(人工)温泉に到着したのが19時半過ぎ。

その結果、今からではキャンプは遅いということで、野宿になったのだが...。



DIO「昨日と同じ時間じゃん。」

シン「昨日よりは早いでしょ。」

DIO「まぁ、そうだけど。どうする?」

シン「キャンプ場行くでしょ?」

DIO「それなんだが...このルート見たら、ショック受けるぞ。」

シン「どれ?」

DIO「これ。」

シン「...。」

DIO「どうだ?行くか?」

シン「...行こう!」

DIO「おー、今日はまた珍しい。」

DIO「キャンプ場がやってなかったら、どうする?」

シン「漫画喫茶を探す。」

DIO「こんな山の中にねーよ(笑)。」

DIO「道の駅「白川郷」か、無人駅、その先にある道の駅のどれかだ。」

シン「う~ん、白川郷(道の駅)に行ってみるか。」

DIO「見るだけ見ておくか。」

シン「いや、やっぱ行こう!キャンプ場、やってるかもしれないし。」

DIO「わかった。」



5月3日21時38分





2009年5月3日11





DIO「じゃあ、行くか。」

シン「おう。」



なぜ、2日目が過酷を極めるのか。

行く前も厳しいとわかっていたが(これについては後日記述)、行ったら行ったで別の厳しさが待ち受けていたのだ。

これからは帰る方角に向かうので、これより東に進むことになる。

そのルートが国道360号線。これを使う。

地図を見る限り、かなり過酷な道だが、東に向かうのはこの道しかない。

そう、この道しかないのだ!

なのだが、私達を待ち受けていた現実は...










...










...










通行止め。










な、なんだってー!?





バカな、1本しかないのだぞ。東に向かう道は。

あ、ありえない...。



シン「は?何これ?」

DIO「見ての通りだ...。」

シン「他の道は?」

DIO「たぶん...ない。調べてみるけど。」

シン「はぁ~!?」

DIO「マジに困った...。」

シン「今ので完全にやる気なくなったし。」





シン「もう、ここで寝る。」





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能登ロングツーリング 第二章 -犯人は私だった!-

5月3日4時30分



シン「おい。」

シン「おい、起きろ。」

DIO「う、う~ん?」

シン「もう4時半だ。」

DIO「お、おう。」

DIO「って...さみい~。」



完全に寝てから3時間、これは拷問に近かった。

まず、外気とテント内の温度差が激しすぎて、テントの中は水滴でびしょ濡れ。冬の窓に水滴が付くあれと同じ原理です。

その次に、一人用のテントのため、寝返りが打てないのは当たり前。

そして、起きたら起きたで、凍えるような寒さ。何より睡眠時間が3時間とか...。

辺りがまだ真っ暗の中。



DIO「朝飯...食うか。」

シン「何かあんの?」

DIO「フフフ、準備万端さ。」





2009年5月3日1





これを前からやってみたかった。

シンは何も持ってきていないので、分けてあげることに。

ホントは私の分だけを2日分持ってきたので、スープは1日でなくなってしまったが...。

ちなみに、このウィンナーがスデに賞味期限切れということは今でも内緒である。



DIO「調味料も一通り持ってきたぜ。」

シン「うめぇ~。」



5月3日5時24分





2009年5月3日2





だいぶ明るくなったので出発する。

今日は能登半島を一周し、世界遺産の白川郷を目指す予定。

信号がほとんどないので、実に快適。

国道160号線を北上し、無駄に能登島を通過。

穴水(...アナスイ)に到着。

有料道路のはずの能登道路に、穴水ICから能登空港ICを無料で使えることに感動しつつ...



5月3日7時18分





2009年5月3日3





2日目の第1休憩ポイントである能登空港に到着。

さすが能登。2時間も掛からないで100km近くも走れた。


DIO「休憩時間は10分だから。」

シン「はえーよ。」

DIO「今日は朝早いとはいえ、油断は禁物だからな。」



ここから先も全く信号がなく、かなり快適だったのですが。





またも問題が発生。





少し前から、どこからかわからなかったのですが、カシャカシャと音がしてたんですよ。

走りには全く影響がなかったので、ほったらかしでしたが、ついにその理由が判明する。

車もいない、ひたすらストレートな道にて。

いっちょ飛ばすか!

ということで、燃費を気にしないでパワーバンドをフル活用。

スピードメーターが3桁にいくか、という瞬間。










ブゥオオオオオオオオオオンッ!










な、なんだ!?

急に暴走族が現れたかのようなマフラーの音がする。

やはり田舎だけに、そういうのが多いのか。

アクセルを離し、減速する。










ボッボッボッボッボッボッボッボッボッボッ!










違うッ!これは暴走族なんかじゃあないッ!

これは...





...





...





私のマフラーの音じゃあないかッ!





後ろを振り返ると、黒い塊が落ちており、それを拾いに止まるシン。

私も停車し、マフラーを確認してみると...





直管になっとるではないか(笑)。





そう、あの黒い塊はサイレンサーだったのだ。

暴走族は私じゃないか...。

どうやら、あのカシャカシャ音はサイレンサーを止めるボルト(?)のようだ。

当然、ボルトは手元になるはずもない...。

こんなんじゃあ、恥ずかしくて走れないので、応急処置をする。

とは言うものの、代わりになるような留め具はないので、ただ単にはめるだけ。

外れそうだな、と思いながらも再出発。



10分後。





スポーンッ!










ボッボッボッボッボッボッボッボッボッボッ!










少し飛ばしただけで、この様。逆に清々しい気さえしてきた。

再度、応急処置をするが...



DIO「何かしら、ない?」

シン「ないね。」

DIO「ネジでも何でも。」

シン「六角レンチで留めてみるか。」

DIO「それは無理だろ...。」



っと、ここでピンと閃いた。

テントを留めてあるゴムネットをひきちぎって、それで固定しよう。

これでなんとかなるだろう。



DIO「途中でちぎれないか見ててくれ。」

シン「わかった。」



20分後。





スポーンッ!










ボッボッボッボッボッボッボッボッボッボッ!










orz

シンによると、紐ごと吹っ飛んだらしい。

どうしたものか。





...





チーン。

完璧な方法を思いついた。

このために買ったんじゃないが、致し方ない。

サイドバッグの盗難防犯用に買った鍵を付けることにした。



DIO「これも見張っててくれ。」

シン「さすがに、これは大丈夫でしょ。」



今度は本当に完璧なようで、旅終了まで持ちこたえてくれた。



5月3日8時59分





2009年5月3日4





この旅初の観光スポット、能登半島最北端である禄剛埼に到着。



DIO「ココの滞在時間は20分だ。」

シン「みじけ~。」



特に何もないが(灯台があるが)、ココに来るまで階段がかなりキツかった。運動不足もありますが。



DIO「やっぱり30分間に延ばそう...。」



ここからは観光ラッシュ。約50kmごとに観光します。

次に40km走り、訪れたのがうるし塗りなどで有名な輪島。

しかし、ゴールデンウィーク効果のせいで、町の道路状況は混雑。

ヒドいところでは、50mの距離を10分も掛かる始末。

これだから町(街)は嫌いだ!

さらに、昼食を取ろうと入れる場所を探すが、土産屋ばかりでなかなか見つからない。というか、3件ぐらいしか見つからなかった。



DIO「はぁはぁ...もうダメだ。」

DIO「ただでさえ、もう歩けないというのに、こんなに人が多いとか...。」

DIO「持ってみろよ。オレのジャケット。」

シン「重っ!馬鹿だろ。」

シン「これを着てきたお前が悪い。」

DIO「冬用というのもあるからな。けど、このおかげで暖かいし、身の安全も守れるんだよ。」



なんとかギリギリ空いてる店を見つけ、豪華に海鮮丼を注文する。

だが...



シン「絶対足りねぇ。」

DIO「確かに、これは少ないな。」

シン「これならあと3杯はいける。」



明らかに量が少ない。

いや、常人なら普通なのかもしれないが、私達に取ってはあまりにも少なすぎる。

昨日の人参亭で食べたご飯を分けたい気分だ。

5分もしないうちに食べ終わり、店を出る。

今回の旅でお土産が買えるような場所はココか白川郷ぐらいなので、今のうちに購入。

そうして、輪島をあとにする。



5月3日13時30分



輪島からさらに40kmほど走り、観光スポットのヤセの断崖に到着。



DIO「ココの滞在時間は5分だ。」

シン「みじけ~。」



普通に...





2009年5月3日5





怖い。断崖絶壁である。

しかし、帰って来てからわかったことなのですが。

2007年3月25日に発生した能登半島地震により、先が崩れ落ちてしまったらしい。

そのため、観光地の魅力として半減。だから、近くの建物が廃墟と化していたのか?

まぁ、知っていても知らなくても、写真だけ撮って、出発ということには変わりませんでしたがね。



5月3日15時07分



ヤセの断崖から50km、ここは走るしかない!と思わさざるを得ない場所に到着。

その到着と同時に地面にハンドルが奪われる。










うおおおおおおおおおお~! 【“能登ロングツーリング 第二章 -犯人は私だった!-”の続きを読む】

能登ロングツーリング 第一章 -漢は野宿が相場と決まっているだろう!-

オレ達には時間がないんだ!










5月2日07時01分



ケータイの着信に気づいて起床。



( ゚д゚)ハッ!



や、ヤバイ...。

すかさず、ケータイの着信履歴を確認してみると...





着信5件、メール8件。





しまった!本来の待ち合わせは6時半なのに、これじゃあ、遅刻じゃないか。

ちなみに、8件のメールは全て遅刻に対する罵詈雑言であった。

シンに電話を入れて、急いで支度をするが、ここで焦ってはいけない。

急ぎ過ぎて、冷蔵庫に入れてある食料や水なんかを忘れ兼ねない。

事前にメモしておいた持ち物表をチェックしながら支度する。

もちろん、昨日までに準備できるものはスデに終わっているので、準備は5分くらいで終了。

次に朝飯だ。これがないと、後に大変なことになる。

が...寝起きなので食欲がないのと、時間がないということもあり、あとで食べることに。



5月2日07時15分



出発!

が...事前に購入したサイドバッグの取り付けに時間が掛かる。

時間がないので、簡単に取り付けて、あとでやることに。

よし!今度こそは出発だ。

が...ガソリンは行く前に入れる予定だったので、まだ入れていない。

待ち合わせ場所のシンの家に行く前に、ガソリンスタンドで給油しに行く。

そんなこんなで、結局、到着したのは7時半過ぎになってしまった。

到着したことをメールで知らせるが、出てこない。

これは...スネたな。

まぁ...準備の続きをするか。





2009年5月2日1





ということで、朝飯を食べ、サイドバッグの取り付けなどを行う。

シンが15分ほどして、やっと家から出てくる。



シン「それ買ったの?」

DIO「ヤフオクで買った。」

シン「いくら?」

DIO「9,800円」

シン「安いな。」

...

DIO「いやぁ~、寝るの遅くて、メールとか全く気づかなかった。

シン「俺も寝たの2時だよ。5時半には起きたんだぞ。」

DIO「悪い悪い。」

シン「あ、ガソリン入れてないから、ガソスタ寄って。」

DIO「わかった。」



5月2日08時00分



出発。

まずは、国道17号をひたすら北上する。

この旅の休憩ポイントは、主に100km間隔で設定されており、原則として、それ以外の休憩は認めない。

1日目の観光スポットは1つもないので、事実上、休憩ポイントは1日目の目的地を含めると、4箇所だけである。

さすがゴールデンウィーク。都内を抜けるまでの道程は渋滞。

大宮辺りを抜けると、道路状況は良くなり、気持ちの良い走行が可能に。



5月2日11時56分





2009年5月2日2





出発地点から120kmほど走行し、渋川を越えた辺りにある第1休憩ポイントである道の駅「こもち」に到着。



DIO「マズい。」

シン「何が?」

DIO「...よし、休憩時間は10分。出発時間は12時5分だ。」

シン「はぁ?何で?」

DIO「オレ達には時間がないんだ!」

シン「お前が遅刻したからだろ!」

DIO「終わったことだ。どうしうようもない。」

シン「...。」

DIO「さっき気づいたことなんだが...。」

シン「うん。」

DIO「到着予定時刻は22時だ。」

シン「はぁ?」

おにぎりを食べているオッサン「どこまで行くんですか?」

DIO「能登半島を回ろうかと。」

おにぎりを食べているオッサン「ほほ~。17号を上がって行くんですか?」

DIO「越後湯沢を経由して、そのまま日本海に出ようかと。」

おにぎりを食べているオッサン「そのルートは厳しいですね~。私も250で、そのルートを行ったことありますが、確かに到着はそのぐらいの時間になりますね。」



私自身、このルートはかなり厳しいだろうな、と思っていたが...どうやら、他人から見ても厳しいらしい(笑)。



おにぎりを食べているオッサン「頑張ってください!」



そう応援され、再び出発。

ここからは完全に山の中に入る。

実はこのルート、以前にも通っています。

しかし...違う、感覚が違う。

前回の一人旅で通ったときは、かなりビビった走りをしていたが、今回は違う。

最近はこういうところに来ると、ハングオンの練習をしているので、その結果が出ている。

とは言うものの、まだ問題がある。

それが恐怖に打つ勝つこと。

出発して1時間、あの感覚がやってくる。今までに何度か経験しているあの感覚が。

車もいない、ほとんどストレートの道にて。





...





...





ぐおおおおお!曲がりきれねぇ!





そう、事故る直前のあの感覚がやってきた。2回も事故を起こしていると、事故る直前の感覚がわかるんです(笑)。

大したカーブじゃないんですけど、あの感覚はやってきた。

すぐに前後のブレーキを掛けようとする。

が、やめた。

これは正解じゃない。ハングオンの体勢を取るのが正解だ。

華麗に曲がりきり、なんとか難を避けた。

はぁはぁ、危なかった。あそこでブレーキを掛けていたら、確実に昇天していた。

しかし、ついに乗り越えた。恐怖の壁を。

これで2レベルぐらい上がっただろう。

とは言うものの、心臓はバグバグである(笑)。

この困難を乗り切ることはできたが、またしても問題が発生する。

今度はガソリンが危ないのだ。

1回の給油で160kmぐらいは走れますが、そのあとは全くわからない。

そして、ここは山の中、ガソリンスタンドが全く見当たらない。

スデに170kmを走行。第2休憩ポイント(昼飯)まであと30kmとなっている。

持つのだろうか?まだリザーブタンクには切り替えていないが、リザーブタンクに何ℓ入っているかわからない。

180km突破。ここまで来たら問題ない。

最低でもリザーブタンクに1ℓは入っているはずなので、あと20kmは走れる。

ついに200km走り、第2休憩ポイントの越後湯沢に到着。

給油してみると、驚くべきことが発覚。

201km走ったのに対して、9.54ℓの給油。

つまり...





燃費が21km/ℓということになる。





キタ(゚∀゚)コレ!



まさかのリッター21km超え。

これなら相当ガソリン代が浮くに違いない。

そう思いつつ、昼食を取ることに。

昼食は事前に調べておいた人参亭で食べることに。





シン「疲れた~。もう半分行った?」

DIO「まだまだだな。」

シン「え~。」

DIO「今は14時か。よし、14時半に出発だ!」

シン「えええ、はえーよ。」

DIO「オレ達には時間がないんだ!」



5月2日14時16分



私はヒレカツの大盛りを、シンはカツ重の大盛りを頼んだのだが...





2009年5月2日3





多すぎる(笑)。

あまりにも多すぎて...



DIO「ご飯だけになってしまった。」

シン「俺、もう食えない。」

DIO「そこは食え!じゃないと、あとで大変なことになるぞ。」

シン「そうだな。」



なんとか完食したものの、お腹いっぱいで動けない。



DIO「15時出発にしよう。」

シン「そうしてくれ。」



5月2日15時00分



ここからは西北西に向かい、直江津を通り、日本海を走行する。

ただ...250kmを超えた辺りから...





激しくケツが痛い。





ここからの勝負は体力じゃない、ケツの痛みとだ。

色々と姿勢を変え、ケツの痛みを抑えるが、効果は薄い。

格闘すること約3時間...



5月2日17時50分





2009年5月2日4





第3休憩ポイントの道の駅「親不知」に到着。



DIO「ケツいてえ~。」

シン「俺も痛い。」

DIO「だが...休憩時間は10分だけだ。」

シン「まじかよ...。」

DIO「18時になったら出発する。」



ベンチで5分ほど、横になり、目的のキャンプ場を目指す。

のだが、時刻は18時、陽は沈みかけている。

キャンプ場に行く前に温泉に入ることを考えると、少なくとも、あと3時間は掛かる計算になる。

キャンプ場に着くころには受付してないだろ。常識的に考えて。

行ってみないとわからないので、とりあえず出発する。

今度は国道8号線を使い、ひたすら西へ向かう。

この国道8号線がね、素晴らしすぎる。もはや高速道路です。

だってですよ?

全体の車の流れが時速80km前後なんですよ(笑)。

そして、信号はほとんど無い。

その結果、100kmの距離をわずか1時間半で走破。



5月2日19時40分





2009年5月2日5





スーパー銭湯(人工温泉)「陽だまりの湯」に到着。

ここも事前に調べておいた場所。

キャンプ場の近くに温泉という温泉はなかったので、やむを得ず、ここに。

1時間ほど温泉を満喫。ついでに、夕飯はここで食うことに。

とは言っても、先ほど食べたヒレカツ大盛りがまだ効いているので、私はソフトクリームだけ。



DIO「キャンプ場はどうする?」

シン「もうやってないだろ。行くだけ無駄だ。」

DIO「じゃあ、野宿だな。」

シン「え~、街行って何か探そうよ。」

DIO「そういや、ネットカフェあったな。」

シン「あそこにしよう!」

DIO「だが、ダメだ。」

シン「何でだよ!」

DIO「漢は野宿って相場が決まってるだろう!」

シン「どこでするんだよ。」

DIO「道の駅か公園。」

シン「どっかあんの?」

DIO「ッフ、そういうのは事前に調べてあるぜ。」

シン「近いの?」

DIO「近い。10kmぐらいだ。」

シン「遠いよ!」

DIO「この旅のスケールで見れば、微々たるものだろうが。」

シン「まぁ、そうだけど...じゃあ、野宿するかぁ。」

シン「その代わり、22時まで休憩にしよう。」

DIO「ok。」



5月2日22時00分



シン「ガソスタあったら、寄ってね。」

DIO「うむ。」



20分もしないうちに、道の駅「氷見」に到着するものの。

辺りが暗くて、よくわからない。ベンチがあればいいんだが...。

一通り回り、便所の裏にベンチがあるのを発見。

そのベンチの上にシェラフだけで寝ることにする。



DIO「港だから、朝早くに人が着そうだな~。」

シン「陽が開ける前に行こう。」



5月2日23時00分



パジャマに着替え終わり...



シン「じゃあ、明日は4時起きな!」

DIO「おう。」



多少は寒い気もするが、何とか寝れる範囲内。

体を伸ばした状態では、頭がシェラフに入らないので、体を丸めるが。

寝込むと、すぐに頭が出てしまう。

そして、それで目が覚めるというループにハマる。





その時!





ガサガサという物音が聞こえる。



DIO「だ、誰だ!」





...





...





シン「寒くて寝れないよぉ~。」





5月2日01時30分



DIO「ダメか?」

シン「テント張ろう。」

DIO「張るか。」



この日のためにヤフオクで2,800円で買ったテントを使うときが来たか。

だが...



DIO「寒い!寒すぎる。」



全身の震えがぐらいに、メチャクチャ寒い。

急いでテントを張る。ペグを打つ暇なんぞない。



DIO「完成だ。入れ。」

シン「お~、テントの中、あったけ~。」

DIO「1人用のテントに2人はいるからな。温度もそれだけ上がるんだろ。」

シン「これで一安心だ。じゃあ、おやすみ~。」





翌日2日目、旅は過酷を極める。





続く。 【“能登ロングツーリング 第一章 -漢は野宿が相場と決まっているだろう!-”の続きを読む】
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